あまり日経新聞で取り上げられることのない、サイバーセキュリティのマニアックな情報ですが、今回の2022年7月適用開始の件については記事になっていたので、取り上げようと思います。
まずは、わかりやすい図がありましたのでそのまま拝借します。
当ブログを見て下さってる方にはいまさらですが、OTAによるオンラインでのソフトウエア更新機能を備えた新車に対し、CSMS/SUMSの各プロセスに基づいた認証が必要となります。規制車種は少しずつ拡大し、26年には発売済の車も含め全車種が対象となる見通しです。
審査の期間についてまとめてくれていたので、そのまま引用しますが、
審査自体の負担も増す。安全装置などの審査では車種ごとの型式審査に6週間程度かかるのが通例だ。新規制では型式審査の前にメーカーの組織体制が基準に見合うものかの審査に2カ月程度かかる。組織の審査は毎回行う必要は無いが、3年ごとに更新が必要だ。
わたしが普段お世話になっている自動車OEMでも今後新車が出る予定がありますが、OTAを使っているのか定かではなく、今度聞いてみようと思います。ただ、CSMSやSUMSが整備されたとは聞いてないので、まだ適用範囲外かもしれませんが。