急増するサイバー攻撃、SUBARUの対策を見る -サイファーマ社、DeCYFIR-

当該記事によると、この1ヶ月程度の間に受けたサイバー攻撃がこの1年間において最多であったとのこと。確かにニュースで目にする機会が多数あったわけですが、検知されている数も実際多かったようです。ロシアのウクライナ侵攻との因果関係は・・・果たして。

そんな中、SUBARUサイバー攻撃に対するセキュリティ対策強化について発表しました。

日立が自社のセキュリティ専門組織で20年以上にわたり培ってきた判断基準や対策方法などサイバーセキュリティ対応の運用ノウハウと、CYFIRMAの脅威情報を収集し可視化・分析するプラットフォーム「DeCYFIR」を組み合わせて提供するものです。今回、日立とCYFIRMAは、SUBARUのセキュリティ対策強化に向け、サイバーセキュリティ上の課題整理から「DeCYFIR」の導入、脅威情報の仕分けや対策など運用プロセスの策定を行いました。

SUBARUにおける主要なITベンダーである日立がリードし、サイファーマ社の「脅威ディスカバリー&サイバーインテリジェンスプラットフォーム」であるDeCYFIRが導入されたようです。

HP↑がカッコいいのでぜひ見ていただきたいですが、内容が盛りだくさんなのでちょっとわたしのような素人には難しいですね。。。とにかく色々とやってくれそうです。サイファーマ社自体、今回初めて知ったのですが、2019年10月にAntuit Groupから独立したそうです。会社概要など、まだ不明点が多いですが、日本語のHPも充実しており日本企業への導入実績も複数見られますので、今後目にする機会も増えてくる会社様なのかなと思います。

トヨタの場合、サプライヤーが攻撃を受けてサプライチェーンが寸断され工場停止に追い込まれたわけで、SUBARUも自社のセキュリティ対策強化はもちろん、サプライヤーを巻き込んだサプライチェーンのクリティカルな箇所をいかに守れるか、今回の日立・サイファーマの取り組みを見守りましょう。